2021-04-07 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
これには、二〇一八年、西日本豪雨で、中国電力の発電用の利水ダム、新成羽川ダムが緊急放流を行う中で、下流の高梁、総社、倉敷等で水害が発生、特に倉敷市の真備町では五十一名の方が亡くなったという事案が発生したことが大きな契機になったのではないかと思います。
これには、二〇一八年、西日本豪雨で、中国電力の発電用の利水ダム、新成羽川ダムが緊急放流を行う中で、下流の高梁、総社、倉敷等で水害が発生、特に倉敷市の真備町では五十一名の方が亡くなったという事案が発生したことが大きな契機になったのではないかと思います。
中国電力の発電用の利水ダムの新成羽川ダムという大きなダムがございますけれども、それが緊急放流を行うという中で、下流の高梁、総社、倉敷等で水害が発生しております。とりわけ、五十一名の方が亡くなった倉敷市の真備町では、高梁川のバックウォーター現象で、支流の小田川やその支流の高馬川、あるいは末政川などが水位が上昇して、堤防高が低いところで越流、決壊して水害が発生しております。
高梁川水系でも、今、新成羽川ダムと申しましたけれども、あと県営の河本ダムとか農水関係の小阪部ダムとか、もうたくさんのダムがございまして、それをどう調整していくかというようなことも必要になってくると思います。
新成羽川ダムの放流量が増加する旨につきましては、ダムの操作規程に基づきまして関係機関に通知がされておりまして、御指摘のとおり、中国地方整備局の岡山河川国道事務所には七月六日の十七時〇二分にこの通知が参っております。
昨年の七月豪雨により甚大な被害を受けました高梁川流域におきましては、委員御指摘のような問題意識もございまして、新たに発電用ダムである新成羽川ダムなどの利水ダムの管理者も参画をいたしまして、高梁川水系の大規模氾濫時の減災対策協議会を昨年十二月に開催をしておりまして、その中でダムの操作方法について議論しております。
先ほど来局長も御答弁になっている新成羽川ダムあるいは河本ダムの異常放流は、昨年七月の六日の夕方から急激に行われるようになりました。経過でちょっと皆さん思い起こしていただくと、気象庁が、これは大変な豪雨になると、これ災害が起こるということで警鐘を乱打したのが七月五日なんですね。
新成羽川ダムの設置する中電に政府は一体どう物を言ってきたのかと。これは住民参加の形で徹底して検証されなければならないと思います。 それだけではありません。
新成羽川ダムの放流量が増加する旨の通知につきましては、このダムの操作規則によりまして関係機関に通知がされておりまして、中国地方整備局の岡山河川事務所におきましては、七月六日の十七時二分に確認をしております。
○金丸参考人 新成羽川ダムにおきましては、常時満水位より四メートルばかり水位を低下させて洪水を迎えるという案は、実は専門委員会としても一応きめております。それは、下げました水位が、先ほど私の意見として述べましたように、いわゆるHSになっておるわけであります。
その中で、このダムの型式ですね、中央越流型アーチ式コンクリートダムというのが、新成羽川ダムの地点のやつですね。下流にもう二つある。これは越流型可動扉付重力式コンクリートと、こうなっておるのですね。
三カ所の地点に書いてある型式が、この新成羽川ダムの一番上流地点ですね、この書き方が違うのですね、これはどう理解したらいいのですか。
特に日本は集中豪雨が降りますから、私は後ほど、具体的な例として新成羽川ダムのお話をいたしますけれども、この新成羽川ダムが計画されたときは二千トンないし二千五百トンの水ぐらいが最大であるという予想を上回って、三千トン以上の雨が降ったということがあの災害をもたらした。ですから、今後私は、やはりダムの下流地帯の住民の方々に対して、万一に備えて、いわゆる個人災害救済基金制度というものをつくる。
今度の新成羽川ダムの場合、電力会社側では、また通産省あたりの答弁では、ダム操作規程は完全に実施されておった、誤りがあったとは思わない、こういうことに一応答弁がなされておるわけでございますけれども、この問題についてはこの前の委員会でも議論が出たようでありますが、利水ダムといえども、現在の社会の要請はいわゆる人間優先という、こういったことでありますから、洪水時においてはやはり治水にこの運営が集中さるべきであるという
まず私は、具体的な例を引くことがものごとがはっきりいたしますから、新成羽川ダムに結びつけながら全般的なダム問題に質問を広げさしていただきたいと思いますけれども、日本は集中豪雨というのがしょっちゅうあるわけです。特に最近はその頻度が盛んになってきておりますね。
○星野力君 これは直接建設省の所管ではないかもしれませんが、岡山県の新成羽川ダム、あそこも八百トン以上の放流は下流に洪水を起こすことがわかっておりながら二千八百二十トン流している。
○川崎説明員 先ほど申し上げましたように、新成羽川ダムの操作自身には、私も確認をしたところ、先ほど申し上げたようなことでございます。 なお、下流に田原とか黒鳥のダムがございますので、そういったところの関連でどういう流況で下流に流れたかということを、もう一度私も十分調べてみたいと思います。
次は、私は地元の問題につきまして、これは河川局、建設省が中心の問題ですが、河川にダムを構築された、そのダムの下流がたいへんな災害を受けておるという、岡山県の成羽川水系、新成羽川ダムの問題に関連して、ひとつ当局のこれが対策をただしたいと思うのでありますが、その前、私は現地へ行ってみまして、あの渓谷の状態から見て、新成羽川ダムが、発電、工業用水、こういったものであって、治水的なダムでなかったという。
これらの臨海工場に対する工業用水は、高梁川総合開発事業の一環として三十四年着工、明年度完成予定の河本ダムによって給水日量十二万トンが確保され、さらに川鉄等の需要水量に対処して高梁川支川成羽川に新成羽川ダムを築造して日量五十四万六千トンを給水すべく計画を進めております。